毫摂時報 第87号

1月1日

出雲路派 御正忌
  • 真宗出雲路派 御正忌
ご本山の御正忌報恩講の法要が平成24年11月22日から28日まで厳修されました。例年より1ヶ月繰り上げて11月に勤まり、親鸞聖人の祥月命日に当たる28日にご満座の法要が営まれました。

例年の御正忌は非常に寒く慌ただしい12月末だったため、より多くの人がお参りしやすいようにと、1ヶ月時期を早め、日脚の短い時期を考慮して、逮夜(午後)の法要は午後1時30分からに前倒し。その結果、例年より多くの法中の出勤と、門信徒の参拝をいただけました。
真宗出雲路派 御正忌
法要以外にも、新たな布教などの催しも取り入れられました。27日の初夜(夜)法要の後には、親鸞聖人のご生涯を綴った親鸞聖人伝絵について、藤枝宏壽師がわかりやすく解説。24日には、仏教青年会員の若手衆徒による法話と芋煮鍋を囲んでの語る会も開かれました。

また、25日の夜には映画上映会とコンサートが開かれたり、23日には毫摂寺合唱団の歌声が披露されるなど、賑やかで華やかな催しも繰り広げられました。
御正忌期間中のご本山では、ご本山の姫を身を挺して守った乳母を顕彰する「のゑ女法要」(22日)や「お紐納め」(25日)などの恒例行事も営まれました。
真宗出雲路派 御正忌
親鸞聖人のご命日をご満座として毎年勤められる、真宗では一番大切な仏事で、報恩講は末寺、各家庭でも秋に勤まります。「報恩」とは「凡夫の身で如来の本願を信じ念仏申さば仏になる」という「如来大悲の恩徳」を聖人自ら喜ばれ、私たちに教えていただいた大恩に報謝し、如来さまへも報謝します。
真宗出雲路派 御正忌
  • 真宗出雲路派 武生国際音楽祭
【 丹南舞台の映画を上映 】

映画「HAPPY!メディアな人々。」の上映会と白井貴子さんによるミニライブが、平成24年11月25日、御影堂で開かれました。約80人が来場し、地元の馴染みある風景が舞台の映画と、元気の出る音楽を楽しみました。

映画は丹南ケーブルテレビが、丹南地域の素晴らしさを映像で残そうと制作。東京からやってきたニュースキャスター箕田三郎(渡辺裕之)が主人公のストーリーで、作中ではご本山での場面も登場します。映画に続いてのライブでは、白井さんが映画の主題歌や、東北を応援する「松の花音頭」など5曲を歌い、最後は来場者皆で踊りを交えて楽しみました。

【 御影堂に歌とハープ響く 武生国際音楽祭 】

武生国際音楽祭のランアウト・コンサートが平成24年9月4日、御影堂で開かれました。ソプラノの太田真紀さん、バリトンの青山貴さんの歌と松村多嘉代さんによるハープの演奏が披露されました。

御影堂は大障子を開け放たれ、臨時のコンサートホールに。訪れた約150人の観客は、リラックスして畳に座り、やさしいハープの音と澄んだソプラノ、迫力のバリトンの声を堪能しました。「ふるさと」の歌では、来場者と出演者が一緒に声をあわせ、故郷への思いを歌い上げました。ランアウト・コンサートは毎年9月に開催される武生国際音楽祭の期間中、越前市内各所で開かれ、ご本山では3年連続の開催となりました。
真宗出雲路派 聖典講座
  • 真宗出雲路派 聖典講座
  • 真宗出雲路派 聖典講座
一昨年の「正信偈」から始まったご本山の聖典講座が、平成25年度も開催されます。今年のテーマは常用勤行集に収められている「和讃」。4月から11月まで(8月は休講)の毎月15日の計7回開催します。

講師は引き続き、藤枝宏壽師が担当。毎日のお勤めでなじみ深い「弥陀成仏のこのかたは」次第六首をはじめ、報恩講の時に勤める「五十六億七千万」などの意味と味わいについて学んでいきます。

受講料は3,000円(資料代含む)。テキストは出雲路派の常用勤行集を使用します。申し込み締め切りは3月31日。申し込み、お問い合わせは本山宗務所 電話0778−27−1002
真宗出雲路派 青年会
  • 真宗出雲路派 青年会
  • 真宗出雲路派 青年会
昨年7月に会を発足し、大寄りの通夜説教や御正忌で、会員が法話をさせていただく機会を得ました。また御遠忌や御正忌の際には、芋煮会形式の語る会を開き、本山に関わる人たちや、参拝された門徒らと交流を深めました。

今年度は、声明作法の研修を実施するとともに、多くの人に仏法やご本山に親しんで頂くための企画を展開していきたいと考えています。今後もより多くの若手の参加を募り、活動の充実に努めていきたいと思います。
真宗出雲路派 毫摂寺楽
  • 真宗出雲路派 毫摂寺楽
御遠忌、稚児行列の先頭を切って雅楽の楽人さんたち、見事でしたね。

その素晴らしい音色を奏でてくださったのが、篳篥(ひちりき)の牧田進さんら、越前市真柄町の楽人の皆さんです。真柄の楽人は江戸時代から続く伝統があり、かつてはご本山で、宮内庁の楽家の人を招いて指導を受けていたこともあるそうです。

格式の高い法要を勤めるのに欠かせない楽人が、ご本山の地元にいてくれることは出雲路派の誇りでもあります。本山では春秋彼岸の中日、大寄り、御正忌に出ていただいています。近年は、笙(しょう)を担当する女性の米田みどりさんも加わり、一層雅やかになりました。お参りの際は、声明とともに楽の音色にも耳を傾けてください。