9月22日の彼岸会法役は棺を前に、日本疲労メンテナンス協会の時任先生からお話をいただきました。
納棺に関するお話をいただくのはたぶん、初めてだと思います。
棺を用意しての講演も初の試みでした。
普段見過ごしていることに向き合う中で悟ったこと、、、
それは
無量寿経に独生独死、独去独来とあります。
ですが、棺の体験をするときにまず聞かれるのが『これ、自分で入るんですか?』
講師の先生からは、自分で入るのは入館体験、誰かに運んでもらうのは納棺体験。ということを教えてもらいました。
私たちが生まれてくるときは医師や助産師、看護師さんの力を借りるように、死ぬときも葬儀屋さん、僧侶、納棺師などの手を借りてこの世を旅立ちます。
実際には、簡単に独り生まれ、独り死ぬと言えない現実があることに気付かされた貴重な時間でした。
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