お茶と野イチゴ

平成27年5月

毫攝寺のある味真野地区はかつて県内屈指のお茶どころでした。
扇状地の上には茶畑が広がり、家の地境などにもお茶の木を植えていました。

五月も中ごろになると、家々が摘んだ茶葉をお茶屋さんに持ち込んで製茶してもらったそうです。以前は数軒あったそうですが、今では文化の保存のために中野農園さんだけが製茶を続けておられます。

茶摘みを初めて体験する園児たち。「古い葉っぱはかたくてガサガサ。みんなのほっぺみたいな、ツルツルのやわらかい葉っぱだけを摘んでね」単調で根気のいる作業です。みんなの関心が足元で見つけた野イチゴに移るまで、そんなに時間は掛かりませんでした。

味真野茶は渋みも苦味もありますが、添加物や調味なし。昔ならではのさわやかで素朴な味と香りが楽しめます。残念ながら今は非売品なんです。